結婚式を行う季節もドレス選びで考えておくべきポイントの一つです。なぜなら、季節によって適する生地、または適する色があるからです。また、その生地によって、ドレスのスタイルやそでの長さ、グローブなどのアクセサリーも最適なものが出てきます。大まかでも良いので、ご自身が結婚式を挙げようとする季節を考えておくことが、無数の選択肢を絞ることになり、ドレス選びをよりスムースにしてくれるでしょう。

ウェディングドレスに最もよく使われる素材はシルクと言われています。これは季節を問わず、それでいて上品であることが大きな理由です。とはいえシルクと一言で言っても、様々な生地がつくられます。例えば光沢のあるなめらかさが特徴のシルクサテンやシルクミカド、やや光沢を抑えたシャルムーズなどの生地です。これらは季節を問わずに一年中着用しても違和感はありませんし、着心地にも問題なく、光沢があると華麗な見た目を印象づけられます。その一方で、暖かい(暑い)季節に向く生地、逆に涼しい(寒い)季節に向く生地もあります。例えば普段の洋服で使われるベロア生地は秋冬の服に使われることがほとんどで、春や夏に着ていると少し暑苦しく感じたり、季節感がなかったりするように受け取られてしまいます。これはウェディングドレスでも同じことがいえます。ベロア(ベルベット)素材は寒い季節に結婚式を挙げる場合に好ましいとされ、他にもブロケード、ダマスクあたりは秋・冬向けの生地です。逆に、アイレット、ガザル、オーガンディ、ピケあたりは比較的暖かい季節に向くといわれます。こういった生地を使い分けることで季節感を演出することもできます。