ドレスにおけるシルエットの選択は、ドレス全体の雰囲気をほぼ決定するものと言って良く、それだけ着る人の見た目を決めてしまうほど重要です。シルエットは大きく3つに分けることができます

全てのドレスの中で最も伝統的なシルエットの一つが、ボールガウンです。上半身は体にフィットしたやや締まった形をしており、下半身のスカート部分は釣り鐘のように広がっていることを特徴とします。映画やドラマででてくるような、「お姫様」を想像するとよいのではないかと思います。細身な上半身とふくらみのある下半身は、メリハリがでるので痩せている人にはもってこいのシルエットと言えますが、一方でスカート部分の広がりが、下半身に肉付きがある、いわゆる洋なし体型と呼ばれる人もその体型を隠すことができるため、こういった人にも向いています。

ボールガウンのような膨らんだスカート部分とは逆に、上半身・下半身ともに体の線にある程度沿わせたシルエットが、刀などの「さや」を意味するシースです。ボールガウンより現代的でスタイリッシュなので、よりセクシーな印象を与えることができると言われ、お色直しや夜の結婚式などに向くと言われています。細身の人や体のラインに自身がある人にはおすすめできるシルエットですが、僧でない人にはあまり向かないとも言えます。

ボールガウンとシースの中間あたりに属するのがAラインと呼ばれるシルエットです。胸元辺りから徐々にスカートが広がり、その名の通りAのように見えるラインです。汎用性が高いので、このシルエットには様々なバリエーションがあり、それだけ選択の幅が広がるとも言え、上品にも、華麗にも、セクシーにも魅せることができるシルエットです。