「身ごろ」とは、ドレスの上半身部分です。どのシルエットでも、一般的にウェディングドレスの上半身は最も細かく寸法をとり、体のラインに合わせる部分なので、ここが完ぺきに体にフィットしていなければ、シルエット全体を崩し、野暮ったい印象をもたれてしまうおそれがあります。身ごろは首回りの「ネックライン」と、腰回りの「ウエストライン」の2つに分けることができます。

首から胸にかけてのネックラインは、シルエットの次に花嫁さんが気にすべき部分ともいえます。なぜなら、結婚式や披露宴において花嫁さんは座っている時間も多く、それだけネックラインが人目にさらされる部分だからです。結婚式直前に、花嫁さんに首回りやデコルテの部分エステが施される場合もあるのも、この重要さゆえです。ネックラインは花嫁さんの肩幅の広さや、バストの大きさによって向き不向きがあります。基本的に肩幅の広い人はタンクトップのような細い紐で結ばれたネックラインは不向きと言われ、紐がないストラップレスがよいと言われています。またバストの小さい人にはスウィートハートやVネックのような前開きのネックラインはおすすめできず、バトーやジュエルといったデコルテ部分が隠れるようなネックラインがおすすめとされています。

また、上半身部分については、袖も重要な役割を果たしています。袖は身ごろにちょっとした変化を加え、スカートとのバランスを取ってくれるからです。かつては防寒や遮熱といった実用的な意味合いが強かったものの、最近ではファッション性が高くなっています。二の腕が気になるという花嫁さんは、袖を有効に活用することでそのシルエットをよりスマートに見せることができます。