スカートにも種類、スタイルが様々で、その丈によっても個性をアピールできます。スカートの種類には蛇腹のようなひだをもったアコーディオンプリーツ、スカートの裾の周りに幅広いひだの飾りがついたフラウンス、生地を様々な長さに重ね合わせたティアードなどがあります。スカートのスタイルは、中央部分に膨らみを持たせたバブル、後ろに魚の尾鰭のような生地を付け合わせて閉じたフィッシュテイル、ヒップと太もものあたりまでを体のラインに沿わせ、膝下から少し広がりを持たせるマーメイドなどが代表的です。丈については床をかすめるくらい長いフロアから始まり、足首あたりに裾がくるアンクル、膝から足首の間に丈がくるインターミッションなどは清楚で控えめな印象です。一方、二次会や夜のウェディングあたりでは、もう少し丈を短くしてカジュアルに見せる場合もあり、ひざ丈のニーや、裾が太ももあたりまで短いミニが選択肢の一つとなります。

また、スカートには、ドレスの後ろ部分の延長で床につくトレインという部分があることもウェディングドレスならではの特徴です。このトレインは生地の長さが裕福さの象徴だった中世にまで起源が遡ります。もちろん現在はそのような社会的な地位を表わす意味はほとんどありませんが、長ければ長いほど、フォーマルだと見なされることも確かです。最も長いトレインはモナーク、またはロイヤルと呼ばれ、トレインをもつ人が必要となるほどの長さです。そうはいかなくても、ウエストから2mほど伸びたカテドラルも荘厳な雰囲気を醸すことができます。一般的なトレインはウエストから1mほど伸びたチャペルという形ですが、1m未満のスウィープやコートなども人気です。